虹芝寮今季初冠雪

11/19-20に虹芝寮に行ってきました。

20日は強い風の音で朝、目が覚めると外は一面の銀世界でした。雪線が低い標高まで降りてきて山はいよいよ冬本番の趣です。

2週間前に新調された薪ストーブの暖かさが心と身体に沁みました。

熊崎

積雪期上越国境縦走     


平成31年(2019年)3月から遡ること、60年。昭和33年(1958年)3月に行われた成蹊大学山岳部春合宿を振返る。写真は、当時三年木村健司氏、文章は当時三年CL西口雅氏、岩と雪Ⅰへの寄稿である。

「岩と雪Ⅰ」昭和33(1958年)年7月1日発行
昭和33年(1958年)3月成蹊大学山岳部春山合宿の記録
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仏岩~阿能川岳~小出俣山~十二社ノ峰(小出俣沢流域周回)

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虹芝寮から近い山域であるが、あまり知られていない静かな山があるので紹介したい。谷川岳を盟主とする上越国境稜線の南側に広がる阿能川岳や小出俣山は訪れる人も少ない山域である。上越国境稜線のオジカ沢の頭から爼倉山稜を経て谷川乗越の南側に小出俣山がある。小出俣山は谷川岳の前衛峰ともいえる位置にあり東に阿能川岳、西に三尾根岳を領袖として1,749mを頂点としている。虹芝寮整備の後、すずもりの湯に立ち寄ることがある。すずもりの湯を囲む山々はこの山域の尾根の末端である。すずもりの湯からさらに登ること6kmで仏岩越の入り口がある。今は赤谷越と呼ばれることが多いようだ。仏岩ポケットパークと駐車場があり、仏岩トンネルが開鑿されている。仏岩越を起点として、阿能川岳、小出俣山、十二社ノ峰を周回した。寮がある湯桧曽川流域の山脈は馬蹄の形をしていることから通称馬蹄形と呼ばれているが、小出俣川流域の山脈も小さな馬蹄形をしている。登山道はないため積雪期残雪期に歩かれている。

平成31年3月23日から3月25日までの登山記録(仏岩越~阿能川岳~小出俣山~十二社ノ峰~川古温泉)柿沼恭介、打矢和之

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