平成25年10月19日から20日まで、虹芝寮寮整備が行われました。1日目は曇り、2日目は雨。成蹊学園より2名、踏高会関係5名、成蹊学生12名、学習院より2名、計21名の参加でした。
作業内容
※敬称略
- 肥汲み(長島、渡辺、坂井、赤坂)
- 肥を一度すべて汲取り、便槽に水を入れてもう一度汲取ると臭いを抑えることができる。改修工事以降は、排水の浄化槽の清掃が加わる。浄化槽のヘドロ、油分も肥汲みの穴へ一緒に投げ込み土に返す。屎尿を廃棄する穴は3か所の輪番としているが、1年半おきに掘り返される土はすっかり肥沃なものとなっている。
- 外壁塗装(熊崎、加賀美、平尾、永田、西野、岡前)
- 塗装はクレオトップを用いる。長い梯子、短い梯子、脚立を使い効率よく塗っていく。社会人が多いためか、日曜大工が好きな人が多いためかいつもより早く完了することができた。
- 居室清掃(松浦、星名、久保、佐藤、ガラムカリ)
- 台所の清掃は食器の煮沸消毒、食器棚の整理、ガス台磨き、台所内壁清掃を中心に行う。改修工事以降、台所は格段に美しくなり掃除のやりがいがある。
食器洗いは重曹を用いているが今後もこれを継続する。和式便器が割れたため、新規に購入する予定である。 - 歩荷(川端、岡本、今村、松浦、柿沼)
- 歩荷は、地味であるが虹芝寮の生命線であり最も重要な仕事に位置付けられる。自動車が横付けできない環境が虹芝寮の良さのひとつであるが、それは歩荷という兵站がなされてこそである。
まとめ
虹芝寮には登山基地、教育施設など複数の側面があるが、利用の仕方は異なれどもその作法は同一である。谷川岳が美しいように、虹芝寮も美しくなければなりません。山を通じて多くの交流が生まれる場所として虹芝寮が活用されることを望みます。
(柿沼恭介)
続きより、写真をご覧下さい。
- 西黒沢出合の橋は水に浸かった形跡あり
- マチガ沢出合に仮設階段が設置された
- 一ノ倉沢出合の手前は道が流された
- 到着
- 水量は豊富、しかし次の日にはちょろちょろに
- 寮整備のあいさつ。よろしくお願いします!
- 窓枠清掃。ガラスと桟を丁寧に磨く
- 学習院大学山岳部も特別参加
- 食器煮沸班は、大鍋で皿類を煮る
- 外壁塗装
- 山桜会平尾さんも特別参加
- パワフルな管財課加賀美さん
- 自分で塗ったら愛着も湧く
- 背の高さが重宝する
- 薪割り
- 肥汲み穴を掘る
- 草刈り
- 焚き付け名人
- 便器破損!
- 歩荷班お疲れ様!
- 肥汲み開始
- 踏高会長島君の手慣れた柄杓遣い
- 工作班
- 手分けして細部の仕上げ
- 道具の使い方も覚える
- 冬場室内結露防止の水槽のフタ。過剰に乾燥せぬよう意図的に隙間が設けてある
- 夕食はカレー!
- 外気が気持ちいい
- お月見のため、装備を固めて成蹊スロープへ。しかしまちぼうけ…
- ところが寮へ戻ってみると顔を見せる、あまのじゃくなお月様
- 親睦を深めるにはロウソクがいいようだ
- お疲れ様でした!
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