俎嵒(マナイタグラ)山稜の山旅 

13 谷川乗越とマナイタグラ

谷川乗越とマナイタグラ

俎嵒(マナイタグラ)山稜の山旅

俎嵒山稜は谷川連峰の主稜線から離れているため、踏み跡程度の登山道しかない山であるが、天神尾根から眺めるそれは立派な山容である。俎嵒山稜はオジカ沢ノ頭から分岐し、川棚ノ頭を経て、谷川乗越、小出俣山へ至る美しい峰々を優雅に連ねている。谷川乗越は、赤谷側源流部と谷川源流部を結ぶ要衝の地で沢登りやスキーの愛好家の中では知られた場所である。俎嵒山稜をメインに小出俣山周辺の山を虹芝寮ゆかりの山あるいは近郊の山として紹介する。

前夜は虹芝寮の設計者堀越三郎が定宿としていた谷川温泉「金盛館」に宿泊した。部屋の眼下には谷川が静かに流れている。虹芝寮が完成した昭和一桁の頃、谷川温泉は東の熱海と呼ばれ湯治客で賑わったという。今は静かな山の温泉である。昭和初期の谷川温泉の様子は写真集「谷川温泉の足跡」により風俗を知ることができ興味深い。虹芝寮が完成したのが昭和7年であるから、渡辺兵力さんが活躍した時代の風景をこの写真集で想像することができる。

谷川温泉の近くに富士浅間神社がある。谷川岳オキノ耳のご神体は富士浅間神社の奥の院である。由来は金盛館にほど近い谷川の河原にコノハナサクヤヒメが降臨したという伝説に基づいている。虹芝寮改修工事の安全祈願は富士浅間神社で厳かに行われ、無事に竣工を迎えることができた。堀越三郎が定宿とした金盛館からは谷川岳南面俎嵒(マナイタグラ)山稜がよく見渡せる。雪に覆われたふくよかな稜線と垂直で黒々した幕岩の厳しい表情が合わさり見る者の記憶に印象深く残る山である。

踏高会 柿沼 恭介の登山記録

続きを読む

秋の寮整備

平成25年10月19日(土)と20日(日)の二日間で、秋の寮整備が行われます。

主な整備内容は、外壁塗装、燃料歩荷、肥汲み、布団干し、徹底清掃です。メンバーは、現役学生を中心とした19名の予定です。冬に備えての重要な作業になりますので、各自心して取りかかりましょう。踏高会 柿沼 恭介

「岳人」と「山と溪谷」に書評掲載

「岳人」と「山と溪谷」に書評が掲載されました

「岳人6月号」と「山と溪谷6月号」

5/15発売の岳人2013年6月号と、山と溪谷2013年6月号に、虹芝寮80周年記念誌の紹介記事が 掲載されました。二誌とも日本を代表する山岳雑誌です。

岳人(左)は宗像さん、ヤマケイは恩田さんによる書評です。

岳人(左)は宗像さん、ヤマケイは恩田さんによる書評です。

書評を書いていただいた宗像さんと恩田さんは、お二人とも他大学の山岳部OB/OGながら、虹芝寮を何度も利用されています。そのせいか、単なる本の紹介だけでなく、寮の空気を伝えるような、こころのこもったご紹介をいただいています。

書店へ行って、二誌ともお求め下さい。

土合山の家へ寄贈

P3282427虹芝寮80年記念誌を土合山の家に寄贈して参りました。
中島光代さんにお渡ししました。昔の写真が沢山あって嬉しく、文章が読みやすいとおっしゃっていました。お孫さんはみかちゃん(4歳)です。P3282426その後、みなかみ町役場へ。環境課木村さん経由でみなかみ町長岸良昌様宛ての手紙を添えて寄贈しました。

白毛門登山最高でした。残雪多いです。

(柿沼 恭介)

『虹芝寮80年の歩み』を出版しました

book02お待たせいたしました。

虹芝寮80周年を記念する「虹芝寮80年の歩み」を出版する運びとなりましたことをここにご報告いたします。すでに手にされた方から、次々に喜びのお声を頂戴しております。予約されている方へは順次発送作業に入っておりますので、楽しみにお待ちください。

(松浦、柿沼)