北陸地方の豪雪被害ニュースを連日見聞きし、虹芝寮の屋根にもどっさり積もり積もっていると予想しての雪下し。
一部メンバーは前日より土合山の家宿泊。合流後9:20山の家発。土合橋から一の倉沢まではスノーシュートレッキングの方々が踏み固めてくれたスーパーハイウエイ、一の倉沢からも雪は締まっておりスノーシューもワカンも大してもぐらず。雪が少ないせいか、湯檜曽川左岸からの雪崩跡全く見当たらず。それでもビーコンをOnにして慎重にルートをとる。
青空の元11:55虹芝寮着。屋根の雪は予想に反し1m程で平年以下。まずは二階入り口回りの作業環境整備し昼食。14時から雪下ろし開始。作業効率を上げるため、屋根両脇の雪は極力スノーダンプで降ろさず屋根脇に直接落とす作戦で臨む。一階の天戸を閉めたままとし窓ガラス保護。
17時までみっちり作業するが雪が締まっており重く全体としては4割がたが精一杯。外の階段下倉庫は掘り出す。夜は平岡会員差入れのビーフステーキ、翌日作業の英気を養う。夜半より雪が降りだす。
2月11日(日)午前中雪、午後より曇り一時星空日中3度~-4度 夜中-7度
7時起床。朝食後8時半より作業開始。昨年末より入寮者がなかったため融雪による凍結はないが、しばらく雪が降っておらずしっかり締まっている。屋根真ん中に雪流しルートを作り効率を上げる。効率化の甲斐あり、午前中で雪下し完了!
今回は台所の水も勢いよく流れ続けており、水源掘り出しの要なく、午後からは一階入り口掘り出しをトライ。切り出した雪の塊を利用しイグルー作成訓練。イグルーは完成したが、一階入り口を完全に掘り出すまでは至らず。水が豊富でもあり、疲れを癒すため久しぶりにお風呂をセット。-4度の外気の露天風呂に入るには覚悟が必要なるも、入ってしまえば一気に疲れが軽減。夕食は伊達会員差入れのジンギスカン、二日間の疲れを癒す。
2月12日(月)雪のち曇り-3度
7時起床。全員疲労が溜まったらしくなかなか起き出さない。
朝食後室内清掃。雪下しした屋根にも雪は5cmほど積もり全面真っ白。
9時55分小雪の中を退寮。昨晩温度が下がった為雪は程よくクラスト歩きやすく土合橋には11時5分着。土合山の家にご挨拶し解散。
その他
*今回の荷揚げ品:
・単一乾電池 32個
・台所換気扇フィルター 3枚
・トイレットペーパー 12巻
・ティッシュペーパー 5箱
・団扇 1枚
・温度計(台所用) 1個
*台所の壁に結露が見られたが以前に比べれば、問題はない。
*昨年末から温度:
・屋外(二階出口踊場):最高 8度、最低-13度
・室内(本棚脇) :最高12度、最低 -5度
*台所水温:5.5度
*スノーダンプ3台は雪が無くなるまで使用の可能性あり、敢えて屋根裏に収納せずスペシャルルームに置いておく。
*今回は動物の足跡にほとんど出会えず。カモシカの足跡全くなし。ウサギ数匹分。寮の周りには足跡なし。鳥も少なくカラスとコゲラがそれぞれ一度現れたのみ。
以上
(西田)