2月8日、9日で虹芝寮の雪下ろしが行われました。
成蹊学園熊崎氏からのご報告を転載させていただきます。
2月8日(土)
土合山の家8時45分 集合予定が、降雪による交通機関遅延のため大幅に遅れてしまい、山の家出発が10時30分 になった。天候は風なく小雪が舞う程度。山の家のおかみさんからは日本酒を2本も差し入れしていただく。土合橋で各自、かんじき、スノーシュー、スキーで身支度を整え、膝程度の新雪をラッセルして、約2時間で虹芝寮に到着。雪と氷で凍結した1階の雨戸を開け、昼食をとった後、13時から雪下ろしに取り掛かり、約4時間で雪下ろしを完了(屋根材保護のため10cm程度の積雪を残す)。
また外階段下燃料倉庫、一階入口、プロパンガスボンベ庫も掘り出した。柿沼氏は日曜日に勤務があるため、夕食と翌朝食の下拵えをして単独下山した。
夕食は北海道在住の伊達東先輩が差し入れてくださった5kgものジンギスカンだったが、秋に搬入してあった1ケースの缶ビールとともにあっという間に我々の胃袋に消えた。(ラムとマトンの味わいの違い、確かにラムはより柔らかく臭みが少ない気がしましたがマトンも充分に美味しかったです。高蛋白低脂肪ですので中高年の私もダイエットを気にせず腹一杯食べました。伊達先輩、本当に有り難うございました。)
2月9日(日)
朝6時30分 に起床し、朝食後寮内清掃と道具の整理(ランプの電池交換など)、和便器採寸などを行い、9時30分 に虹芝寮を出発。帰路も前日のトレースは消えていたが、膝程度のラッセルで約2時間で土合山の家に下山。ご挨拶をした後、湯檜曽のなかや旅館でお風呂をいただき、水上で昼食をとった後、各自帰京した。
(熊崎氏)
- 関東地方を直撃する大雪の混乱で、出発は遅れに遅れた
- 10:30出発、風もなく粉雪ちらつく
- 積雪は例年より少なめか
- 新兵器の出初め式
- スキー部隊を先頭に
- シールが不備でツボ足の折笠君は大阪から参加
- マチガ沢出合駐車場の休憩舎
- マチガ沢出合は徒渉なし!
- 一ノ倉沢も真っ平ら
- 三本の山葡萄が、もうすぐ寮だと教えてくれる
- 最後の難所
- 12:30到着!
- 雪庇の張り出しはやや控えめ
- 積雪分布を横から観察
- 屋根の軒先は隠れている
- 少ないから簡単だとは限らないのが雪下ろし。さて、どうだか
- 雪庇のアップ
- 雨戸はどこも吹き込みがひどい
- ヤッケからもうもうと湯気を立てつつストーブに火入れ
- 雨戸とガス庫を掘り出し
- お昼は巨大焼き豚入り生ラーメン!柿沼君はこの後退寮
- 屋根の雪は1mちょっと
- いつも元気な西岡君。倉庫の前は積雪2m
- 倉庫の吹き込みで、多少レールが凍り付いた
- 15cmほど雪を残して屋根材の保護とする
- 雪はしまりブロックを切り出しやすい
- 足場があるのではかどる
- 17:00ころには終了
- 夕食は伊達さんの差し入れで、ジンギスカン(写真:川端君提供)
- 5kgものマトンとラム(写真:川端君提供)
- 肉を腹一杯食える幸福(写真:川端君提供)
- “うまかった…”という残心の図(写真:熊崎氏提供)
- 夕べの愉しみ
- 南岸低気圧が押し寄せる中、一瞬きらめいた月光にカタズミの影絵
- 2/9、清掃ののち、9:30退寮。お疲れ様でした!
- 快適な復路
- パウダーに歓声をあげる折笠君
- 初心者の川端君、やるね!
- まろびっぷりも豪快
- 巨木
- 束縛の木
- 雪原。一ノ倉沢は見えず
- 青空!
- 湯桧曽川は軽やかに冬をうたう
- マチガ沢出合
- マチガ沢出合徒渉点
- 血に染まった小鳥の羽
- コブの木
- 西黒沢の滝
- 11:30山の家に到着!
トンデモございません、またよろしくお願いします!
いつも素晴らしい写真を掲載してくれて本当に有り難うございます!
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